2010年6月に成人スティル病で入院して以来、生活は一変しました。
今現在も病気は継続中です。しかし、その状態の中で出来ることを考え、人生を楽しもうと思っています。成人スティル病は、10万人に1人ぐらいのめずらしい病気なんですけど、膠原病とその類縁疾患ということになると、意外と潜在的な患者数は多いかもしれません。成人スティル病も、それと気が付かないだけで、別の病気だと思われたりしているだけで、もしかしたらもっと患者数は多いのかもしれません。
原因不明の身体の不調で長い間悩んでいる人もいらっしゃることでしょう。そこにはいろいろな病気が潜んでいるかもしれません。一見関係ないように見えるいろいろな身体の不調も、実はひとつの病気から来ているという可能性があります。
膠原病の場合「疲れ易い」、「力が入らない」という、なんとなくの不調から始まって、皮膚疾患、発熱などさまざまな症状が出てきます。たとえば「だるい」というだけであれば、「疲労が溜まっているのかな」とか、「お酒の飲み過ぎかな」程度に簡単に考えてしまいがちですし、口内炎や湿疹などが出来ればそれ用の薬を使ったり、皮膚科を受診したりということになるのが一般的だと思われます。熱が出れば普通は「風邪かな?」と思うでしょう。
膠原病の場合、身体の不調を自覚して、病院を受診し、そして正しい診断が下るまでに時間を要することが多いようです。もし、なんとなく身体の不調を感じている人がいたら、膠原病の可能性も考えて、安易に自己判断せず、1日も早く病院できちんと診てもらうことが大切です。膠原病以外にも、別の重大な病気が潜んでいるという可能性もあります。病気は早めに発見出来して、早めに治しましょう。何をするにも健康が一番ですから。
そういうわけで、自分の病気の体験、この病気に罹ったことで知ったことなどをまとめてみようと思いました。何かの役に立てば幸いです。
成人スティル病.net
http://www.stillsdisease.net/
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